Vagrantで立ち上げた仮想マシンの中にあるプロジェクトをAtomエディタで編集する方法
最近Vagrant上に開発環境を構築しました。その際に、CyberDuckで仮想マシンに接続し、編集したいファイルを1ファイルずつ開いていたのですが、さすがに面倒になったためAtomエディタでプロジェクトを開きたい!!と思い、やってみました。
こちらの記事を参考にしました
前提
- Varantで仮想マシンが構築済みであること
バージョン
- Vagrant 1.9.1
- VirtualBox 5.1.14 r112924 (Qt5.6.2)
- Atom 1.14.3
remote-ftpのインストール
Atom → Preference → installからinstall package画面に移動し、remote-ftpを検索し、インストールしてください。
.ftpconfigファイルの作成
remote-ftpで.ftpconfigファイルを作成します。作成する場所はどこでも良いのですが、私はわかりやすいように仮想マシンを作成したフォルダの直下に作成しています。以下手順です。
- Atomから File → Open で構築した仮想マシンのフォルダを選択
- Packages → remote-ftp → Create SFTP config file を選択し.ftpconfigファイルを作成
.ftpconfigファイルの編集
ここから.ftpconfigファイルを編集するのですが、設定する情報がわからない!?という状態になると思います。そんな時はコマンドラインツールを立ち上げて仮想マシンのディレクトリで
vagrant ssh-config
を打つと下記のような具合で接続に必要な情報が表示されます。
testCentOS$ vagrant ssh-config Host default HostName 127.0.0.1 User vagrant Port 2222 UserKnownHostsFile /dev/null StrictHostKeyChecking no PasswordAuthentication no IdentityFile /Users/test/testVagrant/testCentOS/.vagrant/machines/default/virtualbox/private_key IdentitiesOnly yes LogLevel FATAL
※testCentOSは私が作成した仮想マシンのフォルダ名です。
表示された情報を基に.ftpconfigファイルを編集してください。以下は今回の設定情報です。
.ftpconfig
{ "protocol": "sftp", "host": "127.0.0.1", "port": 2222, "user": "vagrant", "pass": "", "promptForPass": false, "remote": "/home/vagrant/", "local": "", "agent": "", "privatekey": "/Users/test/testVagrant/testCentOS/.vagrant/machines/default/virtualbox/private_key", "passphrase": "", "hosthash": "", "ignorehost": true, "connTimeout": 10000, "keepalive": 10000, "keyboardInteractive": false, "watch": [], "watchTimeout": 500 }
仮想マシンに接続
最後に、接続すれば完了です。 以下手順です。
- Atom → Packages → remote-ftp → Toggleを選択しサイドバーを表示する
- 表示されたサイドバーにある Connect を選択
- サイドバーに接続先のディレクトリが表示されれば完了
以上、これでAtomで開発できます!!