Beeeat’s log

Beeeat’s log

プログラミングで出くわした知識やツール、日常生活、働き方その他色々なことをメモしていくブログ

Vagrantで立ち上げた仮想マシンの中にあるプロジェクトをAtomエディタで編集する方法

最近Vagrant上に開発環境を構築しました。その際に、CyberDuck仮想マシンに接続し、編集したいファイルを1ファイルずつ開いていたのですが、さすがに面倒になったためAtomエディタでプロジェクトを開きたい!!と思い、やってみました。

こちらの記事を参考にしました

前提

バージョン

remote-ftpのインストール

Atom → Preference → installからinstall package画面に移動し、remote-ftpを検索し、インストールしてください。

.ftpconfigファイルの作成

remote-ftpで.ftpconfigファイルを作成します。作成する場所はどこでも良いのですが、私はわかりやすいように仮想マシンを作成したフォルダの直下に作成しています。以下手順です。

  1. Atomから File → Open で構築した仮想マシンのフォルダを選択
  2. Packages → remote-ftp → Create SFTP config file を選択し.ftpconfigファイルを作成

.ftpconfigファイルの編集

ここから.ftpconfigファイルを編集するのですが、設定する情報がわからない!?という状態になると思います。そんな時はコマンドラインツールを立ち上げて仮想マシンディレクトリで

vagrant ssh-config

を打つと下記のような具合で接続に必要な情報が表示されます。

testCentOS$ vagrant ssh-config
Host default
  HostName 127.0.0.1
  User vagrant
  Port 2222
  UserKnownHostsFile /dev/null
  StrictHostKeyChecking no
  PasswordAuthentication no
  IdentityFile /Users/test/testVagrant/testCentOS/.vagrant/machines/default/virtualbox/private_key
  IdentitiesOnly yes
  LogLevel FATAL

※testCentOSは私が作成した仮想マシンのフォルダ名です。

表示された情報を基に.ftpconfigファイルを編集してください。以下は今回の設定情報です。

.ftpconfig

{
    "protocol": "sftp",
    "host": "127.0.0.1",
    "port": 2222,
    "user": "vagrant",
    "pass": "",
    "promptForPass": false,
    "remote": "/home/vagrant/",
    "local": "",
    "agent": "",
    "privatekey": "/Users/test/testVagrant/testCentOS/.vagrant/machines/default/virtualbox/private_key",
    "passphrase": "",
    "hosthash": "",
    "ignorehost": true,
    "connTimeout": 10000,
    "keepalive": 10000,
    "keyboardInteractive": false,
    "watch": [],
    "watchTimeout": 500
}

仮想マシンに接続

最後に、接続すれば完了です。 以下手順です。

  1. Atom → Packages → remote-ftp → Toggleを選択しサイドバーを表示する
  2. 表示されたサイドバーにある Connect を選択
  3. サイドバーに接続先のディレクトリが表示されれば完了

以上、これでAtomで開発できます!!