Beeeat’s log

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プログラミングで出くわした知識やツール、日常生活、働き方その他色々なことをメモしていくブログ

Advent Calendar を作ってから埋まるまでに学んだことについて LT しました

この記事は マイナビ Advent Calendar 2019 25日目の記事となります.

23日に開催された「エンジニアの成長を応援する忘年LT大会2019」で LT 登壇しました.イベントでは参加者の皆さんと一緒に今年を振り返ることができ,充実した時間を過ごすことができました.

LT では私が所属企業の Advent Calendar を作成し,枠が埋まるまでに学んだことについてお話しました.

今回は,登壇した資料についての補足や登壇してみての所感などについてまとめていきます.

「Advent Calendar を作ってみたけど中々埋まらなかった」,「来年は所属企業の Advent Calendar を作ってみたい」という方に少しでも参考になれば嬉しいです.

engineers.connpass.com

登壇資料

Advent Calendar はすぐに埋まるとは限らない

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Advent Calendar の文化が醸成されている企業はカレンダーが作られたら,早い者勝ちで枠が埋まるかと思います.

しかし,現在私が所属しているマイナビは,今年からエンジニアブログやテックイベントなど社外へ技術発信する手段を増やしてきた状態.つまりアウトプットの文化は醸成している最中です.

そのため,沢山のメンバーが参加し,様々な内容の情報発信をするには,参加してもらうまでの過程で少し工夫を加える必要があると考えました.

全然埋まってねぇ!!

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社内の知り合いや書いてくれそうな人から個別に声を掛けてみましたが,11月の下旬でまだこのレベルの埋まり具合...流石にヤバいと感じました(枠を必ず全部埋めることが正解ではないかもしれませんが...).

Advent Calendar を作ったのは私のため,残りの空いた枠は私が全部埋めることも考えましたが,これだとカレンダーの枠が半分以上が私になり,それはそれでどうなんだろう...と悩んでいました.

「なぜ埋まらないのか?」を考える

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「うわぁぁ参加者少ない...もうウチはダメなんだぁ〜」と考えるのはまだ早いと判断し,一旦自分が取り組んだことを振り返り,原因が何かを考えてみました.

個別に声を掛けるのと併行して,もっと早く全体に告知すれば良かったというのが大半の理由だと思いましたが,個別に声を掛けた時に Qiita の Organization の参加方法や Advent Calendar の参加方法について何個か質問されたのを思い出しました.

そのため,これから告知をする時は単に「Advent Calendar 作りました〜 登録お願いします〜」という簡素な内容ではなく,「Advent Calendar とは何か?」についての説明や魅力,参加するまでに必要な手順含めて告知し,Advent Calendar を初めて知った人が参加できるように工夫しました.

そして,声を掛けた時に一番受けた「ネタに困っている」という相談.ここに関しては,社内で各々が今までに投稿した社内ブログや Wiki の記事を今回用に少し書き換えて投稿する提案をしました.

これは Advent Calendar に限らず,個人のブログやエンジニアブログのネタ切れ問題を解決する方法の一つにもなります.

この時に社内で利用している DocBase の記事数を確認したのですが,記事数が 3000 を越えているのにはかなり驚きました(社内用の記事も含めてにはなりますが...).これから投稿する記事のネタには困らない...はず!.

ついに枠が埋まった!!

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Slack で告知後は参加者の何人かに告知文のリマインドをお願いしたり,引き続き知り合いが通り掛かったら声を掛けてみるようにしました.

役職・職種関係なく声を掛けていたので事業部長にも声を掛けていました笑.そうすると次第に参加者が増えていき,12月の第一週の後半ぐらいには全部の枠が埋まりました!

Advent Calendar から学んだこと

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作った直後は「え?適当に告知したらすぐ埋まるでしょww」というような気持ちでいましたが,Advent Calendar を作ってから埋まるまでの過程を通して,参加者をどのように集めるかや協力の仰ぎ方,巻き込み方などを身を持って経験することができました

今回経験したことは,これから新しい技術や制度・文化を組織やチームに導入する時にも活きていくと感じました.

発表中

会場は合同会社 DMM.com さんのイベントスペースでした!めちゃくちゃオシャレで東京タワーも一望できて最高でした.

LT 登壇中は参加者の皆さんから良い感じにリアクションを頂き,話しやすくて助かりました.また実況ツイートも頂き,登壇後のフィードバックにもなったためとても嬉しかったです.

まとめと所感

「エンジニアの成長を応援する忘年LT大会2019」で LT 登壇しました.一時はどうなるかと思いましたが,「Advent Calendar へ参加する文化を醸成した企業でも,最初に誰かが導入したという段階が必ずある」と考えると,その「導入の段階」を経験できたのは貴重だと感じました.

Advent Calendar の枠が無事全部埋まったといっても今回は私が 4 枠入れていたりもするので,次回は参加者(ユニーク)25人による様々な技術や知見を発信する Advent Calendar になることを目指します💪

懇親会では,参加者の皆さんの今年の振り返りを共有することができ,来年の目標の決めるためのヒントを沢山見つかりました.参加者・スタッフの皆さん,ありがとうございました!

最後になりますが,マイナビアドベントカレンダーはこちらです.

qiita.com